【目的】
育児しながらE資格を取得するために必要なことをまとめる。
育児は大変な労力を伴うものであるが、この記事が参考になれば幸いである。
※ E資格とは、一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA)が認定している資格の一つである。
「ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかを認定する」資格とのこと。
【想定読者】
・育児中の方(または、勉強時間の確保が困難な方)
・AIに興味がある方
・E資格を取りたい方
【背景、状況】
現在3歳の娘がおり、毎日育児に追われている。
勉強時間に関する状況としては以下。
・土日、祝日は子供の相手をするため、昼間は勉強できない
・平日は夜22時以降なら可能(寝かしつけた後)
端的に言って、勉強時間の確保はかなり困難である。
そのため、似た状況の方へE資格取得のための道しるべを示したいと考えている。
【内容】
以下①~③を実施すれば、合格できる。
①AVILENのE資格講座を申し込む
E試験を受験するためには、JDLA認定プログラム(講習)を修了する必要がある。
AVILENはその講習の一つ。問題集がかなり豊富であり、合格率はトップクラス。
AVILENの注意点は以下。
・修了までの各講習が非常に時間がかかる(毎日2時間勉強した場合の目安期間)
・コーディング演習 : 約1ヶ月半
・プロダクト開発演習 : 約1ヶ月
・修了試験(対策含む) : 約1ヶ月
・修了試験は、本試験より難しい(シラバスより範囲も広い)
・修了試験に2回落ちると、別途お金がかかる(約1万円)
修了試験に合格すると、何度でも解ける問題集を利用できる。(超重要)
子供にテレビを見せている間など、隙間時間にひたすら問題集を解いていた。
10問単位で挑戦できるので、とても重宝する。
(最終的に、解いた回数は80回くらいでした。)
②AVILENの模擬試験に申し込む(試験直前)
AVILENでは、試験直前にE資格オンライン模試を開催している。
この模擬試験の内容をしっかり理解しておくことが重要。
大丈夫。AVILENの修了試験に合格した人なら、それ程難しくない。
③長く辛い戦いになることを覚悟する
これが最も重要。
私の勉強期間は、約1年でした。(時間は200時間程度)
正直、かなり大変でした。
なので、育児中の方は、育児が落ち着いてから挑戦することを強くオススメします。
どうしても取得したい方は、それなりの覚悟をしておいてください。
【まとめ】
E資格に関しては、AVILENのみの対策で合格可能である。
時間に余裕がある方は、以下のような本も参考になると思われる。
(私は読んでいないですが。)
→いわゆる黒本。問題形式が本番に近い。
→これを読んでコーディングすると、深層学習の理解がかなり深まる。
【おわりに】
E資格は、おそらく社会人になって最も勉強した資格だと思います。
IPAの高度試験より疲れました。
1年間非常に大変でしたが、何とか無事合格できて本当に嬉しいです!
ただ、育児中は無理せず、簡単な資格に挑戦した方が良かったと思いました。
(いろいろとプレッシャーが。。苦笑)
ここまで読んでくれて、ありがとうございました!!